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モンキアゲハ(学名 Papilio helenus)の立体標本です。

 

◎標本について

本州産のオス。全体的に欠損なくとても良い状態です。チョウやガ、いわゆる鱗翅目には「翅の表と裏で模様が異なる」という他の昆虫にはない特徴があります。本種モンキアゲハは翅を閉じた側だけに赤い三日月紋が並んで華やかな印象なので、そちらがよく見えるように翅を閉じ気味で固定しています。翅の開き方は種ごと個体ごとに少しずつ変えていますが、少し閉じ気味にした方が羽ばたき感が強くなり、吸蜜している様子がうまく再現できるように感じます。また本種は国内最大のチョウとも言われ迫力があります。

一般的な展翅標本は脚が隠れてしまうため、チョウは主に翅で評価されます。ところが立体標本では脚にもスポットが当たります。モンキアゲハは国内のチョウにおいて1、2を争う美脚の持ち主で、その長い脚を活かして高い位置で固定することができます。これが大きな浮遊感を生み、本種の美しさを最大限に引き出しているのです。モンキアゲハは脚を見てください。ベースはシンプルにホワイトとし、本種のディテールだけが目に入ってくるようにしました。

モンキアゲハ

¥0価格
消費税込み |
  • ケースはUVカットアクリル、中に不活性ガスを充填して密封してあります。ケースは開けられません。ベースはタモの無垢板、色はホワイトです。ケースサイズはW110 x D110 x H141mm、ケース表面にラベルがあります。

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